らくの部屋

好きなもの、趣味についてゆる〜く書きます

音楽のこと ピアノ編その2

2017年のピアノ活動についてです。2016年の活動についてはその1をご覧ください。

音楽のこと ピアノ編その1 - らくの部屋

 

ピアノを再開して約1年くらい。今年もピティナに出てみよう!と、申し込みました。

第41回ピティナ・ピアノコンペティション グランミューズ部門出場

今回の曲は昨年の発表会でも弾いたブラームスからもう1曲選びました。

楽譜は元々持っていた全音ブラームスピアノ曲集を使いました。

 

特にこちらの楽譜で問題なかったですが、私は手が大きくないのでオクターブ移動がきつく、この楽譜通りの指使いはできませんでした。

弾いてみたいと思った曲を選んだらどちらも激しい感じの曲になってしまい、練習途中で少し後悔しました。。。

好きな曲なので一生懸命かつ楽しみつつ取り組めたと思いますが、やればやるほど追い詰められていく様な気持ちになってしまい、本番直前には「なんでわざわざこんな苦しいことを自分からしているんだろう・・・」という考えがよぎる始末。

また、私は暗譜が苦手でふとした瞬間に急に譜面が飛んでしまうことがありました。

家で練習している時にはほとんど発生しないのに、レッスン中に先生の前だと飛んでしまうことが頻発していました。

精神的な問題なのか?単純に覚えられていないだけなのか?先生といろいろな対策をしましたが原因がはっきりとわからず、不安を抱えたまま本番に。

他の方の演奏も素晴らしく、失敗したらどうしようと言う気持ちが強くなってしまいました。

結果、再び不安が全面に出た演奏となってしまい、ミスタッチ連発。

さらには2曲目の中間部で暗譜落ち。何度か弾き直してやっと進めたところで時間切れとなってしまいました。

暗譜落ちしている間の体感時間が長くて長くて逃げ出したくなりました。

ボロボロでみっともない演奏をしてしまい、恥ずかしいし情けなかったです。

 

当日は落ち込みまくって審査結果が発表される前に帰ってしまい、後日講評を郵送してもらいました。

暗譜落ちなんてダメ出しばっかりなんだろうな、と憂鬱な気分で読みましたが、思っていた様な事は書いておらず、暗譜のアドバイスや課題、褒めていただける部分もあり点数もそこまで低くなく、少し救われました。

ブラームスの深みが感じられる、誠実的な音質はブラームスに合っている、等のコメントは嬉しかったです。

また、今後の課題はやっぱり暗譜と、拍感を意識する事。そして昨年からの課題でもあるペダリングでした。

長い間かけて練習してきた曲がこんな形で終わるのは不完全燃焼なので、出場しない予定だった2週間後のピアノ教室の発表会にこの曲で出る事にしました。

 

ピアノ教室発表会

めぐろパーシモンホールの小ホールで行われたピアノ教室の発表会に出演しました。

小さい子供から大人まで、アットホームだけど全員暗譜でドレスアップして、とびっくりする演奏会でした。

私が高校まで習っていた教室の発表会は、クラシック以外にもジャズやポップスなど何でもあり、暗譜じゃなくてもOKでみんなゆる〜く楽しんでいる雰囲気でした。

そのためピアノを再開してからのギャップが大きいです。

少しずつこの雰囲気にも慣れてきて、雰囲気に呑まれる事は無くなったかなと思っていましたが、結局また暗譜落ち・・・。

コンクールでの失敗が尾を引いている様で、「この辺り不安だな・・・」と考えた瞬間に発生してしまいました。

暗譜とは長い戦いになりそうですが、いつか暗譜で、自信を持って、聴いている人に楽しんでいただける様な演奏をできる様にしたいです。

かなり苦しんだブラームスですが、とてもかっこいい素敵な曲なのでたくさんの人に弾いたり聴いたりしてもらいたい曲です!

 

今後について

コンクール、発表会を経て感じたことは、楽しもうと思っていたピアノが少し苦痛になっていると言う事でした。

ピアノを弾く事は好きだし、音楽を表現したい、聴いてもらいたいと思うのですが、本番前になると怖い気持ちの方が強くなっていました。

純粋に楽しもう!その結果機会があれば発表会なりコンクールなり出ればいいかな、と思い、基礎のためツェルニーと、好きな曲を練習しようと思い以下を選びました。

前回までが激しい系の曲だったので、ゆっくり歌う系の曲がいいと思いショパンノクターンを聴いていたところ、一番ピンときたのがこの曲でした。

本当に美しいメロディで大好きな曲です。

ゆっくりではあるけれど、少ない音符に感情を込めて表現する事は難しくやりがいがありそうです!

現時点で、レッスンは4回目。突っ掛かりながらも何とか通して弾ける様になってきたくらいのところです。

今の所本番の予定はありませんが、のんびりじっくり取り組みたいと思います。

レッスンは週に1回。練習量は大分減って、ツェルニーと合わせて週3回1時間ずつくらいです。

もう少し増やしたいところですが10月はオーケストラの本番がありヴィオラを頑張らないとなので、ピアノはこれ以下にならないくらいで継続していきたいと思います。

今後も大人になってからのピアノ再開、そして暗譜落ちとの戦いについて書いていきたいと思いますので、宜しかったら引き続きよろしくお願いします。